ichiro(一炉/いちろ)

南部鉄器 x 燕三条のホットプレート ichiro で極上のおつまみ体験をお家で味わう

ichiro とは?

南部鉄器のプレートと、燕三条製のボディを搭載した高火力ヒーターによる、極上のおつまみを作るホットプレートです。

南部鉄器が生み出す遠赤外線効果によって、外はカリッと中はふっくら仕上げることができるため、肉料理はもちろん野菜や魚も美味しく焼き上げます。

ichiroが素材の旨さを引き出す3つのポイントとは?

1. 一体型高火力ヒーター採用

南部鉄器なのに250℃の高火力を実現

市場を見渡しても、ほぼ見かけることのない南部鉄器を使用したホットプレート。それは、南部鉄器は厚く、熱が伝わるまでに時間がかかることが原因でした。

では、ichiroの南部鉄器はなぜすぐに、高い温度まで加熱できるのか。
ichiroに採用された一体型ヒーターは、溶けたアルミを鋳型に流し込む際に同時にヒーターも一体で成型するため、ヒーターの発熱量がロスなくアルミの発熱板に伝わり、その発熱板と隙間なく専用に設計された南部鉄器のプレートをのせることで、下記のような250℃もの高火力を実現することができるのです。

2. 遠赤外線と高い蓄熱性

鉄器で作る料理が美味しい理由

鉄器でつくるお料理美味しいと言われるのには理由があります。それは鉄という素材が持つ高い蓄熱性と鋳鉄による遠赤外線効果により、食材にじっくり火を通すことができるからです。そしてichiroでは更に高火力ヒーターの採用により、素早く外はこんがり焼き上がり、食材の内部の水分を流出させないより一層の美味しさを実現しました。

3. 燕三条の技術による強い堅牢性

このボディ只者じゃありません

南部鉄器を持ったことがある方はご存じかと思いますが、南部鉄器は重いんです。その為、上物を南部鉄器に採用しようと思うと、ヒーターボディには高い堅牢性が必要となります。

右下の画像はichiroのボディ用の金型ですが、この二つの金型からボディを成型するには、ボディの成型をお願いしている、ゴトウ溶接様最大型締力200tのプレス機を使用して成型しています。ここまで堅牢なボディを採用してこそ、南部鉄器を採用したグリルヒーターが誕生したのです。

おつまみ用ホットプレートを開発した想いとは?

最高のおうち居酒屋体験を皆様へ届けたい

我々は「お家で極上の日本酒体験を届けたい」という想いから2020年よりmakuakeに挑戦。約1694万円もの多大な応援を頂き日本酒器「hiyakan」の製品化を実現いたしました。

しかし、美味しいお酒には美味しい肴が必要であり、美味しい肴があって初めて私たちが考える極上のお家居酒屋体験は実現できると考え、ICHIROのプロジェクトをスタート致しました。

2020年実施の第一弾「hiyakan」
2022年実施の第二弾「hiyakan PRO」

我々の想い

hiyakan、ichiroによって、「お家で極上の日本酒体験を届けたい」というミッションは一つの完成の形を迎えると考えております。ですが、ichiroはまさに開発に向けた達成支援型のプロジェクトであり、皆様の応援があってこそ製品化が実現するプロジェクトです。

日本のものづくりについて

岩鋳/南部鉄器

伝統と革新。南部鉄器の未来を創る

江戸時代、茶の湯の進展とともに花開いた盛岡の鉄器文化。歴代の南部藩主に加護されながら技は磨き上げられ、「南部鉄器」の名声は湯釜や鉄瓶とともに全国に広まりました。岩鋳は明治35年の創業以来、四百年を越える南部鉄器の伝統を守りながら現代の暮らしにもなじむ製品づくりへ取り組んできました。

ICHIROのプレートの裏に刻まれた「IWACHU」の刻印。岩鋳の南部鐵器製品には、 品質を保証する刻印が施されています。確かな品質に支えられた「本物」だけが持つ南部鉄器の魅力がICHIROを通して、より一層伝えることができましたら嬉しいです。

燕三条ボディ

ものづくりのまち燕三条

古くから作業工具、刃物といった金属製品や、洋食器など「金物の町」として知られる三条市と燕市。その中で、ものづくりを営んできた株式会社アミティ様、株式会社ゴトウ溶接様様に、ICHIROのヒーター、ボディの製造に御協力をいただきました。

ichiroの使い方

1. 鐵器に油を馴染ませる

食用油を塗って野菜屑などを炒め、油を十分になじませてからご使用ください。
※使用前に、本体をお湯でよく洗い、軽く空焚きして水分を蒸発させていただくと、汚れを落とすことができます。

2. ダイアルを希望の温度にセット

電源を繋ぐと、ランプが光り電源ONの合図となります。ダイヤルを下記のHIGH:約250℃、MID:約200℃、LOW:約150℃のお好きな温度に合わせて、プレートを加熱いたします。

3. 鐵器をよく熱してからグリル

5分ほどでプレートの温度が上がって来ますので、十分プレートが温まったことを確認し、食材の調理を開始してください。
※本体・持ち手などの部分は使用中非常に高温となり、火傷をするおそれがありますので、必ず鍋つかみ等をお使いになり、直接手で触れないようにしてください。

サイズ・重さについて

※サイズ、重量は量産時に若干増減する可能性がございますので、ご了承ください。

Project Story

更に極上の日本酒体験を届ける

我々はお酒が大好きなメンバーで、アイデア自体はhiyakanを開発したのち、「更に極上の日本酒体験を届ける」為にはどんな商品が必要かと考え抜いた結果、思い付いたアイデアとなっております。そこから、アイデアベースの段階から岩鋳様にグリルパン開発のご相談をさせていただき本格的に開発がスタートしました。

実際、一番大変だったのはヒーター製作で、「この開発はかなり難しい」と多くのメーカー様からお断りを受ける中、業務用ヒーターなど調理家電のプロフェッショナルであるアミティ様が「難しいがチャンレンジしたい」とお申し出て下さり、開発が具体化いたしました。調理家電市場にほぼ南部鉄器を使ったものは無いというのが、今回のプロジェクトの難しさを物語っております(苦笑)

※画像は提携工場にて何度も試作を重ねている様子です。

何度も試作を重ね、熱効率の良いヒーターや、重い南部鉄器を支える強固なボディの製作など、課題は山積みではありましたが、企画スタートから約1年でなんとか皆様にお披露目できる性能、クオリティに至るところに持ってくることができました。

ichiroはまだ大半の部品はプロトタイプ段階であり、金型費用など多額の開発費用が
必要となる為、All or Nothing方式で臨みます。皆様のご支援によって、初めて世に出ることができる製品です。どうか、温かいご支援をいただけますことを心より願っております。

合同会社KISO 代表 加藤 励

使えば使うほど「育つ」ホットプレート

レザーの財布に蜜蝋を塗り永く使うことで色や感触の変化を楽しんだり、無垢材のダイニングテーブルは時間が経つほど色味が増してきたり・・。ひとつの「もの」を永く大切に使い育てることが好きで、そんな商品を作りたいと考えていました。(できれば大好きな食や酒に絡めて・・)

ichiroで採用した南部鉄器も、そんな育てて楽しむ「もの」のひとつです。使い始めには「ならしの作業」が必要だし、使用後の手入れも欠かせません。ちょっと手のかかる道具です。しかし大切に使い続けることでオイルが馴染み、使い勝手の良い理想的な鉄器に成長していく過程は「喜び」を感じることができるはずです。

南部鉄器の持つ極めて高い保温力、遠赤外線からもたらされる食材の旨味。重厚な南部鉄器を加熱するパワフルなヒーターとタフな燕三条製ボディ。所有し育てることの楽しさを詰め込んだ製品です。

株式会社ナードワード社 代表取締役 國安 淳史

Team hiyakan & ichiro

合同会社KISO
代表 加藤 励(中央)
hiyakanプロジェクトオーナー/ クリエイティブ全般・ブランディング

https://hiyakan.com/

株式会社ナードワード社
代表取締役 國安 淳史(左) / 技術開発 金田 健(右)

https://nerdword.jp/

<協力>
株式会社 岩鋳

https://iwachu.co.jp/howto/

株式会社アミティ
http://kk-amt.com/

株式会社 ゴトウ熔接
https://www.gotou-yousetsu.co.jp/about/

株式会社ミート工房拓味
https://toman-gyu.com/

串焼き処ディズ
https://dizz.base.shop/

<撮影協力>
株式会社XICO
https://xico.co.jp/

ichiro に関するお問合せ

取材、ご商談をご希望の方はこちらよりご連絡ください。折り返しご連絡申し上げます。