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日本酒+ペルチェ素子+伝統工芸で
とびきり旨い冷酒・熱燗を作る日本酒器
hiyakan

2021年9月1日より一般販売を開始しました。

hiyakan プロモーションムービー

hiyakan(ひやかん)とは?

hiyakanが酒の旨さを引き出す3つのポイント

  1. 10℃~55℃まで10段階の温度変化を実現するペルチェ素子を採用した日本酒器「hiyakan」
  2. 世界に誇る鋳造技術の伝道者である「能作」様ご協力の元、日本酒の旨さを引き出す錫器を製作
  3. 蔵元 土屋酒造店へ別注した hiyakan特別仕込み 亀の海 純米吟醸をリターン特別品でご用意

POINT.1
温度変化を実現する「ペルチェ素子」

温度、ペルチェ素子

ペルチェ素子という半導体を採用し、急速加熱、急速冷却を実現します。ペルチェ素子とは、ペルチェ効果を用いた板状の半導体熱電素子の一種です。

ペルチェ素子は、電気を流すことで、片側で吸熱(冷却)、もう片側で発熱(加熱)をします。電流の流す方向を逆にすると、冷却と加熱が逆になる特性があります。一般的には、医療用冷蔵庫やワインセラー、パソコンのCPU冷却装置などに多く用いられています。hiyakanではペルチェ素子のこの特性を活かし、冷却と加熱を両方できる冷温機を開発しました。

POINT.2
能作様と共創による錫製酒器

酒器、錫

錫という金属の特性について

「優れた熱伝導性」
熱伝導性に優れているので、燗が早くつき、冷酒も涼やかに引き立ちます。器を冷蔵庫で1-2分ほど冷やすだけで、キンキンに冷えた飲み物をお楽しみいただけます。

「優れた抗菌作用・高いイオン効果」
優れた抗菌作用とイオンの効果があるため、古くから「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきました。

株式会社能作(のうさく)

「日本が世界に誇る、鋳造技術の伝道者」
大正5年(1916)、富山県高岡市の地に伝わる鋳造技術を用いて仏具製造を開始。鋳造とは、鋳型(いがた)に溶けた金属を流し込んで製品を作る加工方法で、できた金属製品は鋳物(いもの)と呼ばれています。能作の製品は、すべて高度な技術により製作されています。

住所 〒939-1119 富山県高岡市オフィスパーク8-1
TEL/FAX 0766-63-5080/0766-63-5510
URL www.nousaku.co.jp

一つ一つが職人による手仕事

hiyakanで使用している錫の器は、一つ一つが能作様の職人による手作りとなっています。錫は砂型を使用し、一点一点鋳造し、取手の籐は職人による手巻き作業により出来上がっております。大量生産ではない、だからこそ高い品質の工芸品として仕上がるのです。

POINT.3
Makuake限定販売
hiyakan特別仕込み 亀の海 純米吟醸

土屋酒造店 (長野県佐久市)

清酒 亀の海

hiyakanの発売を記念し長野県佐久市において昔ながらの木造の蔵で伝統技術にこだわり、日本酒「亀の海」を醸す蔵元 土屋酒造店とのコラボレーションにて、hiyakanが特別に蔵元へ発注した「hiyakan 特別仕込み 亀の海 純米吟醸」をMakuake限定にて販売します。

hiyakanによる味の変化をわかりやすくお愉しみいただけるよう、はじめはキリッと味の輪郭をもたせ、徐々に優しく丸みを帯び旨みが深まるお酒に仕上げていただきました。

株式会社 土屋酒造店

長野県佐久市にて明治33年創業。主銘柄の「亀の海」は、吟醸酒として長野県下で初めて市販され、その品質を常に上質に保つことで、鑑評会で数多くの受賞歴を誇っています。酒蔵は昔ながらの木造建築を代々継承し、古式醸法を重んじながら新醸造技術との調和をめざし、手造りの逸品を醸しています。

住所 〒385-0051 長野県佐久市中込1914-2
TEL/FAX 0267-62-0113/0267-62-6413
URL http://www.kamenoumi.sakura.ne.jp/

日本酒は、涼冷え、人肌燗など幅広い温度帯で味と香りの変化を楽しむことができます。例えば辛口の純米酒だと燗をつけることでより飲みやすく、さらに旨く感じることもできます。いままで苦手と思っていた銘柄でも温度を変えることで新たな美味しさに気づくことができます。

Design

デザインの核となったのは「どうしたら能作様の良さ、日本酒の良さが伝わるのか」。食卓に置いて自然で空間を洗練されたものとしてくれるデザイン性と、日本酒や錫の伝統工芸の良さを感じられるモチーフとして選んだのは、富士山でした。

シンプルだけど、力強く、内部には熱いマグマが詰まっている。富士山を見上げると「誇らしく、そして懐かしい」そんな感覚をデザインに詰め込みました。

(1st CG image)デザインが決定してからは、内部構造の検討から、最適な放熱性能とデザイン性を兼ね備えた製品を目指し検討を重ねました。

そうして出来上がったデザインがhiyakanです。

実はhiyakanには温度計がありません。それは温度と時間の移ろいと共に酒の香りが変化し、それを感じることを愉しんでいただきたいからです。目安の時間を示したメニューはご用意しておりますが、永く使って頂くうちに、好きな温度を香りや感覚で覚えていただけたら、「道具」として「hiyakan」がお客様の生活に馴染んできたということです。そんな使い方をしていただけたら幸せです

(※温度の過剰な上昇を防ぐセンサーは冷温機内部に内蔵しています。)

hiyakanの使い方

Step.1

hiyakanを電源に接続し、酒器に日本酒を注いでください。(推奨1合)

Step.2

背面のスイッチに触れてください。電源ON→加熱→冷却→電源OFFとワンタッチで切り替わります。

Step.3

呑み方メニューを見ながら温度変化による香りと味の移ろいをお楽しみください。

※飛び切り燗で温度の上昇は止まります ※3時間で自動電源OFFとなります。

第33回全国きき酒選手権大会 優勝
由井 志織 様 インタビュー

-「hiyakan」を使ってみてどうでしたか?

(由井様)日本酒がじっくりじっくり温まっていく様、例えばお料理の傍らに置いて温度変化をちびちび飲みながら愉しめるのがすごくいいなと思いました。能作さんによる器もすごく素敵で「注ぐことが楽しい酒器」に仕上がっていて、錫の浄化作用も相まって日本酒を美味しく楽しく味わうことができました。

ー「hiyakan」を使って亀の海・特別純米を飲んでみた感想を教えてください。

(由井様)最初はキリッと甘み・酸味のはっきりした旨味の感じるお酒が、温度が上がっていくにつれて、徐々に優しい甘みがほわっとでてきて、またその次にはまろやかなコクが出てきました。お味の変化がわかりやすくhiyakanを楽しんでいただけるお酒です。

リターンについて

合同会社KISO
代表 加藤 励(中央)
hiyakanプロジェクトオーナー/ クリエイティブ全般・ブランディング

株式会社ナードワード社
代表取締役 國安 淳史(左) /技術開発 金田 健(右)
商品企画・開発・プロモーション

シリコンテクノロジー株式会社 / 冷温機製造
https://si-tech.co.jp/

株式会社 能作 /錫酒器製造
https://www.nousaku.co.jp/

株式会社土屋酒造店 / 清酒「亀の海」蔵元
代表取締役 土屋 聡
http://www.kamenoumi.sakura.ne.jp/

第33回全国きき酒選手権大会 優勝
長野県酒造組合公認 信州の酒PR大使
由井 志織

プロジェクトストーリー

アイデアは、プロジェクトチーム全員が日本酒が大好きで、ワークショップで最も盛り上がったアイデアだったということもあり、hiyakanプロジェクトはスタートしました。そこからは、私が大好きだった能作さんにお声掛けして、試作作りをはじめ、國安は大好きな地元の銘酒を造る蔵元 土屋酒造店様にお声掛けして、自分達の大好きな日本酒を、大好きな酒器で、もっとおいしく呑みたいという想いから進めているプロジェクトです。

弊社として、今回が初めての自社プロダクトであり、このhiyakanがmakuake様で成功できたら、宅呑みライフを充実させるサービス、製品、ブランドを創っていきたいと考えております。 All or Nothing方式で臨む為、皆様のご支援によって、初めて世に出ることができる製品です。温かいご支援をいただけますことを心より願っております。

合同会社KISO 代表 加藤 励

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日本酒には随分と散財した(笑)私自身が旨いと感じる日本酒器が完成しました。

もともとPCスマホ周辺機器(ガジェット)を作るメーカーの同僚だった私たちがデジタルガジェットを生み出す発想のもと、伝統工芸とテクノロジーを組み合わせ、作り上げた酒器がhiyakanです。

私達が最初に定義した要件は、1)酒器は錫製、2)ヒーター/クーラーはペルチェ素子、3)操作はON/OFFのみ、の3つでした。この要件のもと、取扱説明書を読まずとも直感的に使うことができる、まさにデジタルガジェットのような日本酒器がhiyakanです。

hiyakanは電源を入れるとおよそ30分で設定した温度(熱燗55℃/冷や10℃)に到達します。まずは30分間、日本酒の味の移ろいをお愉しみいただき、その後は錫酒器による熱燗/冷やの旨味をご堪能ください。

なお同時販売する「hiyakan 特別仕込み 亀の海 純米吟醸」は私の幼馴染みが代表を務める長野県佐久市の土屋酒造店への特別発注で生まれた酒です。コアなファンを持ちANAのファーストクラスでも提供される酒蔵が醸す日本酒・亀の海でhiyakanをお愉しみください。

株式会社ナードワード社 代表取締役 國安 淳史 / 技術開発 金田 健

製品仕様

・冷温機サイズ:高さ71mm x 直径142mm 重さ:464g
・酒器サイズ:高さ100mm x 直径106.7mm 重さ:454g
(容量:1合~1.5合)
・ぐい吞み :高さ25mm x 直径48mm 重さ:60g

hiyakanに関するお問合せ

取材、ご商談をご希望の方はこちらよりご連絡ください。折り返しご連絡申し上げます。